動画配信サービス等で有名なDMMグループが運営しているDMMビットコイン。
2018年1月に開始した新しい仮想通貨の取引所です。
この記事では、DMMビットコインで取引履歴を取得する方法を解説いたします。
Gtaxでの計算に必要な取引履歴一覧
仮想通貨の損益計算ソフトGtaxを利用する際に、DMM Bitcoinで取得する必要がある取引履歴は以下の通りです。
- 損益計算用データ(TRADE_RECORD_LIST)
- 損益計算用データ(CASHFLOW)
取引履歴の取得方法
まずはDMMビットコインにアクセスし、ログインしてください。
ログインしたらマイページを開き、「暗号資産取引」をクリックします。
取引画面が開いたら左上のメニューから「報告書」の項目を開きます。
「報告書」を開くと、画面左側上部に「報告書類」という項目が表示されます。
「損益計算用データ」を選択し、日付指定で取引を取得したい期間を設定し、「検索」を押してください。
赤枠の部分に、該当の期間の取引データをダウンロードするボタン(ZIP)が表示されます。
ファイルは一か月ごとに生成されますので、取引を行った期間のファイルをダウンロードしてください。
すべてのファイルのダウンロードが完了しましたら、ダウンロードしたZIPファイルをGtaxにアップロードできるように解凍していきます。
まずはエクスプローラーを開いてください。
エクスプローラーを開いたら、先ほどダウンロードしたZIPファイルを右クリックして「すべて展開」をクリックします。
すると、次のような画面が表示されるので「展開」をクリックしてください。
これでファイルの解凍ができました。
解凍されたファイルの内『TRADE_RECORD_LIST_{日付}』と『CASHFLOW_{日付}』が計算に使用する履歴です。
なお、まれにDMM側の不具合で解凍後のファイルのヘッダーが異常な状態となるときがあります。
その際は、ファイルのA1~M1セルまでを以下のヘッダーに修正を行ってください。
- 約定日時
- 取引番号
- 取引区分
- 銘柄
- 売買
- 数量
- 約定レート
- 建玉損益
- 建玉損益(円)
- 取引手数料
- レバレッジ手数料
- 決済損益(円)
- 円転レート
以上で取引履歴の取得が完了となります。
年末の仮想通貨保有数を確認しましょう
損益計算を行った際に「計算上の仮想通貨保有数」と「実際の年末仮想通貨保有数」を照らし合わせることにより計算結果の正確性を検証する方法があります。
この検証を行うことによりデータの不足が無いかなどもチェックできるのでしっかり記録しておきましょう。
取引所にログインして、ページ左側の「マイページ」をクリックしてください。
ページが移動したら下へスクロールします。
「ウォレット口座」と「トレード口座」の情報が出てくるので、緑の枠で囲ってある項目をエクセルファイルに集計するか、画面をスクリーンショットして記録するなどして保管しましょう。
以上となります。