Etherscan(イーサスキャン)は、Ethereumネットワーク用のブロックチェーン・エクスプローラーです。
Etherscanでは、Ethereum上のトランザクションを確認できるため、複雑になりやすいDeFiの取引履歴を把握することが可能です。
今回はEtherscanで取引履歴を取得する方法を紹介します。
Gtax、Guardianでの計算に必要な取引履歴
仮想通貨の損益計算ソフトGtax、仮想通貨の確定申告サポートGuardianで計算をする際に、Etherscanで取得する必要がある取引履歴は以下のとおりです。
- EtherScan_ETH
- EtherScan_InternalTx
- EtherScan_Erc20_Token
- EtherScan_NFTs
Gtaxをご利用の方へ
ZerionとEtherscanで同じウォレットのデータを取り込む場合、同じトランザクションが記載されていると重複してGtaxに取り込まれます。
そのため、EthereumチェーンのDeFi取引を行っている方はEtherscan、Zerionどちらか片方の履歴のみをアップロードすれば計算が可能です。
Zerionの履歴は稀にファイル形式が崩れるケースがあるため、Etherscanの履歴を利用してGtaxにアップロードすることを推奨します。
元々Zerionで取り込んでいてEtherscanに切り替える場合は、Etherscanからデータをダウンロードする際に適宜期間を指定して、トランザクションが重複しないようにしてください。
Etherscanで取引履歴を取得する方法
まずはEtherscanのトップページで利用しているウォレットのアドレスを入力します。
EtherScan_ETHの取得方法
アドレスを検索し、下にスクロールすると履歴の一覧画面が表示されます。
そこで「Transactions」を選択します。
更に下にスクロールし、「CSV Export」をクリックすると履歴をダウンロードすることができます。
EtherScan_InternalTxの取得方法
アドレスを検索し、下にスクロールすると履歴の一覧画面が表示されます。
そこで「Internal Transactions」を選択します。
更に下にスクロールし、「CSV Export」をクリックすると履歴をダウンロードすることができます。
EtherScan_Erc20_Tokenの取得方法
アドレスを検索し、下にスクロールすると履歴の一覧画面が表示されます。
そこで「Token Transfers(ERC-20)」を選択します。
更に下にスクロールし、「CSV Export」をクリックすると履歴をダウンロードすることができます。
EtherScan_NFTsの取得方法
アドレスを検索し、下にスクロールすると履歴の一覧画面が表示されます。
そこで「NFT Transfers」を選択します。
更に下にスクロールし、「CSV Export」をクリックすると履歴をダウンロードすることができます。